時間がなかったので、 昨日は金箔貼りの体験まではいきませんでしたが、 どのように金箔ができるのかその工程に ついてのお話は聞きました。 一枚の10円玉くらいの金で、 たたみ2枚分ぐらいの金箔ができるのだそうです。 その金箔の薄さは、1万分の1ミリだと言ってましたね。 (私の記憶が正しければ、です)
1000分の1ミリのうすい金箔を押し伸ばす工程に 必要なのが和紙で、 その和紙は、柿しぶにお茶、それにぬかの汁をつけて 3ヶ月間打ち続けて繊維を強くしたものだそうです。 そのようにして、作られた和紙の間に 金箔をはさんで、 今は機械にかけて打ち伸ばされます。 打ち伸ばされても和紙は、縮むのですけど、 その間の金箔だけが引き伸ばされていくのだとか・・・ その時使われた和紙が、ふるや紙と呼ばれて、 いわゆる、油取紙になるんだそうです。
昨日訪ねたお店のホームページはこちらです。
金銀箔工芸さくだ
機会あれば訪ねてみてください。 東茶屋町の近くでもあります。
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