実は、私は古布にも興味があるんです。 きっかけは鳥取にいた頃にならった、 パッチワークでしたけどね。 鳥取って、そういうアンティークなものが 手に入りやすかったんですね。 今になって実感します。 骨董品やさんってそんなにないんですよ。 でも街中に1件、風庵というところがあって、 パッチワークをするようになってから、 古布をもとめてそこに通うようになりました。 といっても古布は高いんです。 私が欲しい絣は、反物の幅の1メートルで1500円ですから。 そのお店の2階にはところせましと、着物と 生地がずらりと並んでいました。 鳥取と島根あたりの蔵から出てきたもののようです。 地元の人の話を聞くと、蔵を壊すときに トータルで○万円とおおざっぱな価格で ひきとってもらうみたいですけど、 その中には宝の山だったりするみたいです。
さて、鳥取から石川に舞台が移ると、 こちらは加賀友禅の地。 それはそれで、よいのですけど、 私が欲しい絣におめにかかることがなかったです。 九州にも遊びに行きましたけど、 やはり古布は、骨董品のお店に並べられているらしくて、 行きつかなかったんです。 ところが先日、お休みだったときに、 すぐ近くの骨董品のお店を始めてのぞきました。 そこは、自転車でもいけそうな距離。 でも行かなかったのは、駐車場がなかったからかな・・・ 今回は、表に“縮緬”という紙がはってあり、 その一言に惹かれて入りました。 すると、たまたま“私のアンティーク”の雑誌に 掲載されたからということで、着物を含む、 2階の商品は2割引とのこと。 量は多くなく、しかも絣は、愛好家が 入るとすぐまるごと買っていくということで、 ほんとうにわずかに残っていただけでした。 (もちろん買いましたけどね) そこは“つぼしろ”という名でした。 写真の通りの和風アンティーク満載のお店です。 常連客になりそうです♪
|