雪 月花さんの作品です。
2008年に入ってより古布の販売ヤフーオークションにて本格的に始めました。 そこに出品した更紗の布がきっかけとなり、雪 月花 さん(HN)との出会いが 生まれました。 彫刻士を本職とされる方で、お茶を親しまれる方たちから頼まれて 帯留めなどの製作をされるようになったんだそうです。 その帯留めを入れる巾着をこのたびよりお手伝いすることとなりました。 雪 月花さんとの出会いにより広がりつつある古布の世界をここに 綴っていこうと思います。 一番右手の竹は、ふたおきになります。 |
最初に試作品として作った巾着たちです。 着物の好きな方に人気の大島と 私自身が初めて手に入れた大正更紗の布で 作ってみました。 |
綿の更紗柄の布で作ってみました。 図書館で借りた本には仕覆に 使われていたような布です。 このような布はなかなか手に入りません。 |
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少し鮮やかなもの色のものをリクエストされて 作ったのがこの2点です。 手描きのものと刺繍の入った着物を解いて 作ってみました。 今後は加賀友禅と美川刺繍も手に入れて ゆきたいと思っています。 |
左の同じ巾着の裏面になります。 どの柄を取るかによって このように趣が変わってくるんですね。 これらの巾着は高さが8cmのものになりますが、 今後はこれよりも大きなものも作っていきます。 |
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巾着の刺繍の部分をアップしてみました。 |
友禅の布で作りましたが、加賀友禅ではありません。 加賀友禅の場合は独自の色使いがあるとのこと。 染めの勉強をしないとわからないですね。 |
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ふたおきを入れる巾着です。 これはまだ試作品です。 更紗柄のモスリンの布で作ったものになります。 |
上の巾着と同じ友禅の布で作りました。 こちらは仕覆のつくりをしています。 初めてでかなり苦戦したのがひもの部分です。 |
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前回刺繍の部分を切り取って帯留めを入れる布を 作りましたが、その同じ布で作った巾着です。 キルト面が入っているのでボリュームがあります。 |
柄の部分をアップで撮ってみました。 柄に沿ってキルトがいれてあります。 |
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更紗柄の雰囲気にあう布が見つからなかったので 裏布も同じ布を使いました。とても贅沢な巾着に なりました。 |
左の巾着は大正更紗の着物を解いたものに なります。右の更紗の布は金沢の骨董のお店で 手に入れました。 |