みんなの温泉

ある日、コン太は散歩をしていました。
すると、森のゆうびん局の
ゆうびん配達の、うさ山さんがきました。
コン太:
「あ、うさ山さん!」
うさ山:「あぁ。コン太くん。散歩かい?

コン太:「まあね。」
うさ山:「あ、コン太くんには・・・。
モン太くんから手紙がきているよ!」
コン太:「モン太くんから!?ありがとう。」
うさ山:「じゃあね。」
コン太:「ごくろうさま。」
コン太は、家に帰りながら、ふうとうをあけてみました。
「コンたくんへ
 さいきん、いいおんせんをみつけたので、
いっしょにいこうよ。 もんたより」
と、かいてありました。
コン太:「よし。」
コン太はさっそく電話をかけました。
プルプル・・・ プルプル・・・
コン太:「あ、もしもし。モン太くんですか?」
モン太:「はい・・・。どちらさまですか?」
コン太:「 コン太ですけど、モン太くんいますか?。」
モン太:「ぼくですよ。・・・コン太くん、
で、どうなの??お・ん・せ・ん!」
コン太:「うん。お母さんもいいっていってるし、いいよ。」
モン太:「ほんと!?じゃあ、ひみつきちで。
お弁当持って、十一時ね。

コン太:「うん」  モン太:「バイバイ」
コン太:「バイバイ」
ガチャ。ピーピーピー・・・
コン太:「お弁当♪」
一番に来たのは、コン太でした。
コン太:「モン太くんまだかな。」
すると、おくから声がしました。
モン太:「コン太くぅ〜ん!!」
コン太:「あ、モン太くんだ!お〜い!!」
おくからモン太くんが、走って来ました。
モン太:「じゃあ、行こうか。」
コン太:「うん!」
二人は、温泉へむかいました。
坂道をのぼっていると、コン太が息をハァ〜ハァ〜させてました。
モン太:「だいじょうぶ? もうすぐだから。がんばって。」
モン太は、コン太に、手をだしました。
コン太:「ふぅ。ありがとう。」
  コン太・モン太:「温泉だぁ〜!!」
二人は、声をあわせて喜びました。
モン太:「先にお昼にしようよ。」
二人はリュックから、お弁当をとりだしました。
モン太:「・・・。」
コン太:「二人だけだと、さみしいね・・・。」
モン太:「・・・。」
二人は、葉っぱをみつめました。
次は、温泉にはいりました。
モン太:「あ・・・、ここ・・・、ひみつの場所だから、
だれもこないんだ。」
コン太:「え・・・。」モン太:「・・・。」
すると、くさかげが、ごそっとゆれました。
モン太・コン太「・・・?!」
モン太・コン太:「みんなぁ!!」
みんな「ふふふ。・・・いれてくれる??」
モン太・コン太:「もちろん!」
ふたりは、顔をみあわせえてから、いいました。
もう、あっという間に、夕方です。
二人はここで、別れました。
モン太:「
ばいばい。」
コン太:「ばいばい。またいこう。
今度はみんなもね。」
コン太:「うん!」


                             おわり♪