くまと鳥とキツネのコンタ



このキツネの名前は、コンタです。
「よぉ!おいら、コンタ!」
コンタは、ある日考えました。


「うわぁ!くまさんだ!! ・・・。
いいな。くまさんは。
強くて、かっこよくて。いいな。
いいな。くまさんいいな。」


「よーし。」
コンタは、頭に葉っぱをのせて、
1・2のボワン!


けむりがもくもくでたと思ったら、
コンタはあっという間に、
くまになっていました。


ちょうどそこでは、
子ぐま2ひきと、お父さんぐまと、
お母さんがいました。
お父さんぐまは、子ぐま2ひきに、
魚の取り方を教えていました。


2ひきとも、魚がつれたのに、
コンタだけつれません。
「こんなの出来ないよぉ〜。」
コンタは、くまを、やめました。


「あっ!鳥さんだ!・・・。
 いいな。鳥さんは。
青いお空をお散歩できて、
白い雲のベットでお昼ねできて。
いいな。いいな。鳥さんいいな。」


「よーし。」
コンタは、頭に葉っぱをのせて、
1・2のボワン!



けむりがもくもくでたと思ったら、
コンタはあっという間に、
鳥になっていました。
そこでは、親鳥が、小鳥に、
飛び方を教えていました。
「よーし。行くぞ!!」


コンタが飛び上がったしゅんかん、
コンタは、まっさかさまに、
落ちてしまいました。
ドテン!!
「イテテテ。こんなの
出来ないよぉ〜。」
コンタほ、鳥を、やめました。



「まいっか。おいらはおいらで
いいもんな。・・・。
もうかえろっと。」
そう言って、コンタは、
帰っていきました。




                    おわり